AIチャットボット
この章で扱う内容
AIチャットボットは自動DMとは仕組みが違います。自動DMはコメントに反応して決まった文面を送り、AIチャットボットはDMで届いた問い合わせを読んでその都度回答を作ります。
お客様がDMで質問すると、AIが代わりに答えます。営業時間・場所・価格など、繰り返し聞かれる質問を一度書いておけば、夜でも週末でも自動で答えます。Google Sheetsを連携すると表から値を探して答え、外国語の問い合わせにもその言語で答えます。わからないことはでっち上げず、担当者に引き継ぎます。
お客様とチャットボットのやりとり
チャットボットが答える内容は設定 → AI → AI設定で決め、オン・オフはDMインボックス画面上部のAIチャットボットボタンで切り替えます。回答はDMインボックスの会話内に白い吹き出しで残り、人が書いた返信と並べて確認できます。

| 場所 | 内容 |
|---|---|
| 設定 → AI設定 → 回答設定タブ | AIが参照する情報・答え方(口調・守るルール)。コメントのAIおすすめ返信と共通で使います |
| 設定 → AI設定 → チャットボット設定タブ | 共通メッセージ・対応対象外。DMのAIチャットボットにのみ使われます |
| DMインボックス上部のAIチャットボットボタン | チャットボットのオン・オフ |
| DM会話右側のプロフィールタブ → 対応 | その会話だけチャットボットをオフにする |
AI設定はワークスペースに1つです。ワークスペースに連携したすべてのInstagramアカウントで、同じ情報と対応方法を使います。
12.1こんなときに使います
| 状況 | 役立つ理由 |
|---|---|
| 同じ質問が繰り返されるとき | 営業時間・場所・価格を一度書いておけば、何度も答える必要がありません |
| 夜・週末に問い合わせが来るとき | 対応できない時間帯でもすぐに回答が届きます |
| 外国語の問い合わせが来るとき | 韓国語で書いておくだけで、お客様が使った言語で答えます |
| 価格・数量がよく変わるとき | Google Sheetsを連携すると、最新の値を読み取って答えます |
12.2始める前に
- AIチャットボットは有料プランから使えます。無料プランではAI設定画面は表示されますが、保存できません。
- InstagramアカウントがConmaに連携されている必要があります。(Instagramを連携する)
- AIが参照する情報を1つも書かないと、チャットボットはオンになりません。答える根拠がなければ何も作らないのが、この機能の原則です。
- チャットボットが送った回答は取り消せません。オンにする前に、書いた内容をもう一度読み返すことをおすすめします。
12.3ステップ別の使い方
AIが参照する情報を書いておく
設定 → AI → AI設定 → 回答設定タブの最初の欄です。AIが答える根拠になり、3つの方法を1つのリストで組み合わせて使います。ここに書いた内容は、コメント・投稿のAIおすすめ返信にも使われます。
| 方法 | こんなとき |
|---|---|
| 直接入力 | タイトルに質問、内容に答えを書きます。いちばん手軽で、クレジットもかかりません |
| ファイルをアップロード | 接客マニュアルなど、すでにまとまった資料があるとき |
| リンクを連携 | ホームページやGoogle Sheetsなど、内容が変わるとき |
AIが参照する情報

シート連携と直接入力が混在した情報リスト

何から書けばいいかわからないときは、下のConmaのおすすめ項目から始めましょう。押すと例文入りの欄が開きます。業種を問わない項目だけを選んでいます。
- アカウント紹介:何をしているところか
- よくある質問
- 営業時間
- 連絡先・問い合わせ方法
- イベント・お知らせ
連絡先・問い合わせ方法は書いておくのがおすすめです。お客様が「電話番号を教えてください」のように直接聞いたとき、AIが答えられます。書いていない場合、その質問は担当者に引き継がれます。
英語の問い合わせに英語と韓国語で答えた例
外国語で問い合わせが来ても、AIがその言語で返信します。情報は韓国語だけで書いておけばOKです。翻訳して別途アップロードする必要はありません。

アップロード後に「AI学習を開始」を押してください
- ファイルとリンクは、このボタンを押すと情報に追加されます。アップロードしただけでは反映されません。
- 押す前に、必要なクレジットをお知らせします。
読み取った文字数と学習クレジットの表示

- 「直接入力」はすでに質問・回答の形式なので、学習は不要です。クレジットもかかりません。
容量はワークスペースごとに15,000文字
- ワークスペースに連携されたすべてのアカウントで共有します。超えるとアップロードできません。
- 接客マニュアルは1つで8,000文字ほどあることが多く、1つアップロードするだけで半分が埋まります。
- 欄の上にある保存容量を確認しながら追加してください。学習中のファイルもあらかじめ容量を確保して表示され、超過した分もそのまま表示されます。
画像だけのPDFは読み取れません
- 紙をスキャンしたPDFや写真から作ったPDFは、文字ではなく画像なので、AIが読み取れません。
- PDFを開いて、文字をドラッグで選択できればアップロードして大丈夫です。
- スキャンしたものしかない場合は、内容を「直接入力」に書き写してください。
読み取った内容は必ず確認してください
- ファイル項目の「読み取った内容を見る」を押すと、AIが実際に抽出した内容がすべて表示されます。
- 表が崩れていたり、ページが抜けていたりしても、ここで気づけます。
- 確認にクレジットはかかりません。
読み取った内容は修正できません。間違っていた場合は、その資料を削除して再アップロードする必要があり、学習クレジットが再度かかります。8,000文字のマニュアルなら、再アップロード時に40クレジットです。そのため、アップロード直後に一度確認しておくのがおすすめです。
返信のしかたを決める
同じ返信設定タブの2つ目の欄です。口調と守るルールを決めます。コメントのAIおすすめ返信も、この設定に従います。
答え方

口調:カードを押すとすぐに切り替わります。最初は「親しみやすく」が選ばれています。
| 口調 | 例 |
|---|---|
| 丁寧に | お問い合わせいただきありがとうございます。確認のうえご案内いたします。 |
| 親しみやすく | ありがとうございます!確認してすぐにお知らせしますね |
| カジュアルに | ありがとう!確認してすぐ知らせるね |
| 自分で決める | 好きな口調を200文字まで入力して「保存」を押します |
守るルール:AIが返信するときに必ず守ることと、してはいけないことを書きます。「ルールを追加」を押すか、下のConmaのおすすめ項目(必ず守ること・してはいけないこと・状況に応じて変えること)から始めましょう。
- 書かなくても返信は送られます。ただ、返金・交換のように担当者に引き継ぐべき問い合わせがある場合は、書いておくのがおすすめです。
- 守るルールは1,000文字まで書けます。参考情報とは別にカウントするので、情報の容量は減りません。
- ルール同士が矛盾するとAIが迷い、担当者に引き継ぐことが増えます。短く、はっきり書くのがおすすめです。
チャットボット設定を決める
AI設定 → チャットボット設定タブです。ここの設定はDMのAIチャットボットだけに使われ、コメントのAIおすすめ返信には使われません。
共通メッセージ
どの会話でも同じように送られる2つの文面です。それぞれ500文字まで書けます。編集後に「保存」を押すと反映されます。
- 自動応答のお知らせ:会話ごとに1回、最初の返信の前に別メッセージとして送られます。
- AIが返信していることを明示する文面なので、削除できません。
- 担当者への切り替え文面:登録した内容に答えがないときに送られます。
- AIは推測で答えず、ここで止まります。
チャットボット設定タブの共通メッセージ

答えがないときの担当者への切り替え文面

対応しない相手
チャットボットが返信しない相手を決めます。スイッチとチェックは、押した時点で保存されます。
| 設定 | 動作 |
|---|---|
| 相互フォローの対応設定 | オンにすると、相互フォローの相手とのDMにはチャットボットが返信しません |
| ラベル別の対応除外 | チェックしたラベルが付いた人には、チャットボットが返信しません。ブラックリストは常に除外されます |
ラベルはここですぐに作成でき(最大20文字、10個まで)、「ラベル管理」で編集・削除できます。人にラベルを付ける方法はDMインボックスをご覧ください。
対応しない相手

DMインボックスでオンにする
DMインボックス画面上部のAIチャットボットボタンを押すと、オン・オフのスイッチが表示されます。オンにすると、その時点からAIがDMのお問い合わせに返信します。
DMインボックス上部のAIチャットボットスイッチ

- オフにしても、AI設定に登録した内容はそのまま残ります。
- 「AIチャットボット設定へ」を押すと、AI設定画面にすぐ移動します。
12.4Google Sheetsを連携する
料金表・メニュー表のように頻繁に変わる値はシートで連携すると、お問い合わせが来るたびに最新の値を読み取って返信します。ファイルでアップロードするとアップロード時点の値のままですが、シートは修正するとすぐに反映されます。
リンクを貼り付けると「よく変わりますか?」と聞かれます。選んだ内容によって読み取り方が変わります。
| 選択肢 | こんな資料 | 読み取り方 |
|---|---|---|
| 「ほとんど変わらない」(デフォルト) | 案内文・ガイド・規定 | 現在の内容を読み取って整理しておきます |
| 「よく変わる」 | 在庫・数量・予約状況 | お問い合わせが来るたびに読み直して返信します |
リンク連携ウィンドウ

「よく変わる」はGoogle Sheetsでのみ選べます。ホームページやGoogleドキュメントのURLを入力すると、この選択はロックされ「ほとんど変わらない」としてのみ連携されます。
「よく変わる」選択時の連携ボタン
シートの連携にクレジットはかかりません。ボタンも「AI学習開始」ではなく「連携する」です。お問い合わせが来るたびに読み取る方式なので、学習は必要ありません。

シートはこのように作成してください
1行目に列名、1セルに1つの値。この2つを守るだけでOKです。
正しい例

お客様が「iPhone 17 Pro ブラック 256GBありますか?」と聞くと、モデル・色・容量がすべて一致する行を探し、その行の数量と入荷日で返信します。どの列で答えるかを事前に決めておく必要はありません。
誤った例

「iPhone 17 Proはブラック256GBが残り2台、シルバーは品切れです」のように1つのセルに文章でまとめて書くと、値を分けて読み取れません。条件で行を選べないため、その表は返信に使われません。
守っていただきたいことは4つです。
- 1行目は列名で埋めてください。この行を読み取って、どの列に何が入っているかを把握します。
- 列名はわかりやすく付けてください。A、列1のままだと何の列かわかりません。
- 1つのセルには1つの値だけ入れてください。「4,500ウォン / 5,000ウォン」のように複数の値を1セルに入れると、そのまま読み取られます。
- 空白行や結合セルは避けてください。表が途中で終わったと認識されます。
伝えられた条件がすべて一致する行だけを根拠に使います。「iPhone ブラック」なら両方が一致する行だけを見ます。一致する行がなければ作り話はせず、担当者に引き継ぎます。一致する行が複数ある場合は、先頭から8行まで参照します。
連携後は列名を変更しないでください。列名で列を探すため、変更すると値を読み取れず、担当者への切り替えメッセージが送信されます。行の追加や値の修正は自由に行って大丈夫です。
すでに連携済みの表がある場合のご案内
リアルタイムで読み取る表の連携は、ワークスペースごとに1つです。新しいシートを連携すると、既存の連携を置き換えるか確認されます。料金表と在庫表の両方をリアルタイムで使いたい場合は、1つのシートにまとめてください。

この制限は表の連携のみに適用されます。同じ表をExcelファイルや文書でアップロードするのはナレッジ学習なので、別にカウントされます。シートで連携しつつ同じ表をExcelでもアップロードでき、アップロードする資料の数は容量(15,000字)の範囲内で自由です。
Conmaをシートに招待してください
リンクを貼り付けるだけでは読み取れません。シート右上の「共有」から、Conmaを閲覧者として追加してください。追加するアドレスは連携画面に表示されており、コピーボタンでそのまま使えます。Googleドキュメントやスライドを連携する場合も、非公開の文書なら同じ方法で招待しないと読み取れません。
招待アドレスとコピーボタン

「ファイル → ウェブに公開」のURLは使わないでください。そのURLは値が最大5分間古いまま残ります。品切れなのに在庫ありと返信してしまうことがあります。アドレスバーに表示される通常のシートURLをそのまま貼り付けてください。
URLは使うタブを開いた状態でコピーしてください
シートにタブが複数ある場合は、使う表を開いた状態でURLをコピーしてください。そのタブがデフォルトで選択されます。
正しく連携できたか確認する
「連携する」を押すと確認画面なしですぐに連携され、「表を連携しました。分類・メニュー名・価格・備考 をリアルタイムで読み取ります。」のように、読み取った列名が表示されます。連携したシートは、ナレッジ一覧に「連携済み」・「リアルタイム」の表示付きで追加されます。
一覧の項目で2点を確認してください。
| 表示内容 | ここでわかる問題 |
|---|---|
| 読み取った列名(「○○・○○ をリアルタイムで読み取ります」) | 1行目を誤って認識した、または別のタブを連携したとき |
| 「シートの最終更新」時刻 | 別のシートを貼り付けた、または値が古いとき |
「リンクを開く」を押すと、連携したシートをすぐに開いて確認できます。
連携中のシート

回答には基準時刻が一緒に送られます
表から見つけた値で回答するときは、文末にいつ時点の情報かが付きます。
残りは3個です。(2026-09-05 14:02時点)
- 時刻はシートを最後に編集した時刻です。その時刻を読み込めない場合は、問い合わせが届いた時刻が付きます。表は問い合わせのたびに読み直すので、どちらも正しい基準です。
- 表から実際に値を見つけて回答した文にだけ付きます。ファイルやホームページから学習した内容で回答するときは付きません。
- お客様が使う言語に合わせて送られます。
複数行をまとめた回答と基準時刻

表から見つけた値で回答した文と基準時刻
シートが古くなっても、AIはその値をそのまま伝えます。値がどれだけ古いかは基準時刻でしか伝わらないので、在庫のように頻繁に変わる値は、シートをその都度更新してください。

Excelファイルでアップロードする場合
Google Sheetsの代わりにExcelファイル(.xlsx) をアップロードしてもOKです。表を作るルールは上と同じです。1行目は列名、回答する値は1つのセルに、空行・セル結合なしで。
ただし読み込み方が異なります。
| Google Sheets | Excelファイル | |
|---|---|---|
| 値を読み込むタイミング | 問い合わせのたびに最新の値 | アップロードした時点の値で固定 |
| 基準時刻 | シートを最後に編集した時刻 | ファイルをアップロードした時刻 |
| 値を修正するには | シートを編集するだけでOK | 再アップロードが必要です |
値が頻繁に変わる場合は、Google Sheetsをご利用ください。Excelファイルは、アップロードした時刻がそのまま基準時刻として表示されます。値を修正しても、再アップロードするまでは古い値で回答し、お客様には古い時刻がそのまま表示されます。価格表のようにあまり変わらない資料なら、Excelでも問題ありません。
12.5人が返信するとチャットボットは控えます
自分が返信した会話には、その時点から5分間AIが割り込みません。対応中にAIが別の回答を送ると、お客様の前でアカウントが2通りのことを言ってしまうためです。会話の上に表示される案内の「チャットボット再開」を押すと、すぐにまた任せられます。
- Instagramアプリから直接送った返信も、人の返信として扱われます。
- 5分が過ぎると、再びAIが回答します。夜間・週末の問い合わせを逃さないためです。
- 自動DMや当選者案内として送られたメッセージは、人の返信ではありません。
AIが送ったメッセージは、DMインボックスで白い吹き出しと「AIチャットボット対応」ラベルで見分けられます。
チャットボットの回答と人の返信

12.6クレジット
| 項目 | クレジット |
|---|---|
| お客様への回答1件 | 10クレジット(外国語も同じです) |
| ファイル・リンクの「AI学習開始」 | 1,000文字あたり5クレジット · 押す前に表示された数がそのまま差し引かれます |
| 直接入力 · シート連携 · 読み込んだ内容の確認 | かかりません |
担当者への切り替え文が送られても、回答1件としてカウントされます。登録した内容に答えがないと判断するまでに、AIが問い合わせを読んで知識を検索するためです。答えられなかった問い合わせにも10クレジットかかるということなので、よく届く質問ほど、あらかじめ知識に登録しておくのがおすすめです。
差し引かれない場合
- 対応していない言語で問い合わせが届いたとき
- シートを読み込めない、または列名が変わったために担当者への切り替え文が送られたとき
- 人が返信してから5分以内に届いたメッセージ
- クレジット不足で回答が送られなかったとき。チャージすると、その間にたまった問い合わせも次の回答でまとめて対応します
翻訳不可の案内

クレジットがなくなると、チャットボットは停止します。初めて回答がスキップされた時点で、どの画面にいても「AIチャットボット対応が停止しました」という案内が1回表示されます。チャージすると再び動き出します。クレジットは1つの残高を共有するため、コメント分類・レポート・DM翻訳と一緒に使います。チャットボットは24時間稼働し、問い合わせ量はお客様次第なので、問い合わせが集中する時期は事前にチャージしておくことをおすすめします。
12.7知っておくと便利なこと
1つの会話だけチャットボットをオフにする
チャットボットをオンにしたまま、特定の会話だけAI対応をオフにしたい場合は、DMインボックスでその会話を開き、右側のプロフィールタブにある対応 → チャットボットのスイッチをオフにします。

会話一覧の「要確認」表示
AIが知らない質問が届くと、答えをでっち上げずに担当者への切り替え文を送ります。一覧で「要確認」と表示された会話は、直接対応が必要なメッセージです。

ホームページのリンクは、貼り付けたそのページだけを読み込みます。下位メニューまではたどりません。複数のページを使いたい場合は、URLをそれぞれ貼り付けてください。ホームページの内容が変わったときは、再読み込みを押すと反映されます。
12.8まとめ
DMインボックス上部のAIチャットボットのスイッチをオンにすると、その時点からAIがDMのお問い合わせに返信します。どのように返信しているかは、DMインボックスで会話を開いて確認できます。
返信がおかしいときは、AI設定の参考情報を修正して、もう一度学習させてください。AIが答えられず担当者に引き継がれた会話も、DMインボックスにそのまま残ります。
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